このページの先頭

一般財団法人 京都工場保健会 診療所 診療時間 交通アクセス よくあるご質問

ホーム > 診療科案内 > 神経内科外来
診療科案内

神経内科外来

神経内科とは

ヒトが何か行動を起こすとき、最初に変化が起こるのは「脳」です。例えば眼の前に赤いおいしそうな林檎がぶら下がっているのを見たとき、空腹であれば食べたいと思います。実際に食べようとするときには、眼から入る視覚情報を脳で処理して過去に食べておいしかった林檎のイメージ(記憶)と比較します。つぎに林檎を手に取るためには、自分の手の位置と林檎までの距離を脳で計算します(無意識に)。そして手を伸ばして林檎をもぎ取り、口に運びます。さらに噛み砕いて、飲み込み、最終的に空腹を満たし満足感が得られます。この簡単な動作が病気のために出来なくなることがあります。眼の前にある林檎が見えない場合は、眼そのものの働きが悪い場合があり、これは眼科が扱う領域です。眼に入った情報が脳に運ばれる途中で異常がある場合、具体的には脳梗塞などで信号が伝わらなくなった場合です。

ほかにも色々な脳の中の病気で視覚情報が伝わらなくなる場合あります。次に林檎のイメージを過去記憶と比較するとき、過去の記憶を思い出すことが出来ないことがあります。この場合は、眼前の林檎がおいしいものか、あるいは食べても害がないかどうかの判断が出来なくなります。具体的には記憶障害が中心的な症状である認知症の場合です。次に食べることが出来る林檎と認識した場合、これを採るために手や足の筋肉を動かしてとりに行きます。これも脳の中で無意識に計算されたプログラムを走らせて手足に信号を送ります。信号は脳から脊髄へ伝えられて末梢神経を経由して筋肉に到達して、筋肉を収縮させて手を動かし林檎をもぎ取ります。このような信号を伝える脊髄末梢神経が障害されると、この動作が不可能(運動障害:麻痺など)になります。末梢神経には運動命令の信号を送ると同時に、体、手足からの「痛い」、「かゆい」、「しびれる」等の感覚情報も脳へ送ります。これが障害されると針を刺しても痛くない、しびれる、などの症状がでます。

また脊髄の中の感覚情報を伝える経路が障害されても感覚障害が起こります。手を動かすためには、末梢神経から筋肉へ命令が伝えられますが、末梢神経と筋肉を繋がりが障害されると筋肉は収縮できません。これを神経筋接合部の障害といい、代表的な病気は『重症筋無力症』です。さらに力を出す筋肉そのものが障害されるものを筋疾患といい、代表的なものは一部遺伝性のある病気で、筋ジストロフィーといわれるものです。ほかにもいろいろな病気がありますが、神経内科はあくまでも内科とよばれる診療科の中の専門科です。また内科の病気の中で、たとえば甲状腺の機能が低下して元気がなくなり意識がぼんやりしてくるような病気も守備範囲になります。ただし脳の病気でも、うつ病や統合失調症など思考の異常を呈する病気は含まれません。これらは精神科あるいは神経科と呼ばれる診療科で扱われます。

主な検査
  • MRI検査
  • CT検査

主な疾患
  • 頭痛
  • 末梢神経障害
  • てんかん
  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 認知症

  • パーキンソン病

予約専用電話 075-823-0526(平日8:30?16:30)
一般財団法人 京都工場保健会Copyright(c)kyotokojohokenkai shinryojyo All Rights Reserved.